お騒がせ片山さつき氏「来夏の埼玉都知事選」出馬情報

2014年10月03日 11時00分

大臣の目がなくなった片山氏の判断は…

「民主党政権の事業仕分けにより、噴火した御嶽山が監視対象から外れていた」とツイートして、民主党から猛抗議を受けていた片山さつき参院外交防衛委員長(55)が1日、事実誤認を認め、謝罪した。片山氏がツイッターで物議を醸すのは今回が初めてではなく、永田町では「危なっかしくて大臣は任せられないだろう」とささやかれている。国会に“居場所”がなくなりつつある片山氏が狙っているのは、埼玉県知事だという。

 片山氏は9月28日にツイッターで「長野の某町村長と話。(平成)22年の民主政権事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山ははずれ、政権奪還後漸く予算共々少し戻せたが、この状態では『予知困難』と気象庁も連絡会も言うだろう」とつぶやいていた。ネット上では「民主党の仕分けがなければ噴火を予知できたかもしれない」と大騒ぎになっていた。

 これに対して、民主党は「デマだ!」と激怒。同30日に福山哲郎政調会長(52)と蓮舫参院議員(46)が会見を開き、民主党政権下でも御嶽山は常時監視の対象に含まれていたと反論した。また、民主党政権は火山の観測体制を強化し、予算を増やしていたとも主張した。

 これだけの事実を突きつけられては、自民党も謝るしかない。この日、片山氏は報道陣に対して「対応は国対に任せている」など口数も少なめ。夕方になって「民主党にご指摘を頂き『常時監視の対象から御嶽山がはずれ』『22年の事業仕分けでばっさり切られ』等につきまして事実誤認に基づく発信でありました。上記及び関連ツイートを削除すると共に、深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後、国会でも謝罪する予定だという。

 永田町関係者は「片山氏はこれまでも生活保護の件など、ツイッターの発信で物議を醸してきた。本人は大臣をやりたいだろうけど、これでは危なっかしくて任せられないでしょう。今回のことで当分の間、政府入りはなくなったんじゃないですか」と指摘する。

 ポストに就いてバリバリ活動したい野心家の片山氏にとっては大失態となった。国会や政府で居場所がなくなるとなると、浮上するのが埼玉県知事選への出馬だという。

 埼玉県の政界関係者は「来夏で上田清司知事が任期満了となるので選挙になります。自民党は独自候補の擁立に動いています。実は片山氏は浦和(さいたま市)出身で、過去にも候補者として名前が挙がったことがあります。国会議員として目立てなくなった今、タイミングはバッチリですよ。ただ、県民が受け入れるかどうか分かりませんがね」。

 片山氏にとってピンチが“チャンス”となるかどうか。