河井案里問題で有権者からソッポ…にじむ危機感 自民党広島所属議員が執行部に対応申し入れ 

2021年05月12日 17時22分

有権者の信用は失墜した

 自民党広島県連所属の国会議員は12日、河井案里氏(47)の当選無効に伴う参議院広島選挙区の再選挙で惨敗したのを受けて、党執行部に対し、今後の対応を文書で申し入れた。

 これは公職選挙法の罪に問われ有罪判決が確定した案里氏のケースを踏まえ、年内の衆院選に向けて党政治制度改革実行本部、選挙制度審査会で議論・検討を求めるというもの。

 案里氏は当選から1年半で、給料に当たる歳費、ボーナスにあたる期末手当、月100万円の文書通信滞在費、合計で4942万6514円が国から支払われている。

「今回、当選無効で再選挙を行うにもかかわらず、歳費だけは支払われたまま、ということに多くの有権者が納得していない。少なくとも、有罪確定し当選無効となった国会議員の歳費が返還されるよう法改正を行うべきだ」

 このほか、問題が起きた際に当人や党が速やかに説明責任を果たすよう求めた。

「先日の再選挙で有権者の冷たい視線を感じたのだろう。なにもアクションを起こさなければ、年内に行われる総選挙で大惨敗を喫する可能性がある」とは政界関係者。

 自民党は案里氏の事案で反省に立ち「政治とカネ」の問題に決着がつけらるか。

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