立民・枝野代表 野党各党に候補者一本化呼びかけも…自民は「国民、共産は不満鬱積」と分析

2021年04月27日 23時55分

立憲民主党の枝野代表

 立憲民主党の枝野幸男代表(56)が北海道、広島、長野で行われた国政選挙で圧勝したのを受け、次期衆院選で野党候補の一本化し、選挙協力を野党各党に呼びかけている。

 枝野氏は27日に国会内で国民民主党の玉木雄一郎代表(51)や共産党の志位和夫委員長(66)とそれぞれ会談し、今年の秋までに行われる衆議院選挙に向けて野党候補を一本化するよう協議を進めていくことで一致させた。

「選挙区の一本化に向けて原則として競合を避け、一本化した選挙区は必ず協力して当選に向けて頑張ろうと。これについても認識を共有できたと思っています」(枝野氏)

 しかし、玉木氏は「原則として(候補者の)一本化が望ましい」とした一方で「政策の一致が見えないと進まない」と話し、共産党との連携には慎重な姿勢。志位委員長は「一本化の前提は共通政策や政権のあり方で一致できるかだ」と話し、どこまで選挙調整が進むかは不透明な状況だ。

 一方、自民党内では枝野氏のこうした動きについて「国民や共産党は(枝野氏の)煮え切らない姿勢に気づいていて、不満が鬱積しているのではないのか」と分析されている。

「立民は共産党と正式に手を組んで選挙協力したら、支持している連合などが猛反発し、逃げていくのではないか。こうした問題を乗り越えていけるのか見ものだ」と自民党関係者は話している。

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