日中関係を打開の鍵は“ゆるキャラ”外交!?

2014年08月29日 11時00分

ふなっしーが救う!?

 冷え込む日中関係を打開する鍵は“ゆるキャラ”外交か!? 福田康夫元首相(78)は27日、東京都内で開いた講演後の質疑応答で、7月下旬に中国・北京で習近平国家主席(61)と極秘会談したことを認めた。

 沖縄県・尖閣諸島情勢と歴史認識問題で緊張する日中関係について福田氏は「危機感は(双方共に)同じようなものを持っている」と語る。

 福田氏は11月の北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、安倍晋三首相(59)と習氏の日中首脳会談を実現する必要があるとの認識を示した。

「(首脳会談が)できなければ、(日中関係が)どうなるのか考えないといけない。その時はかなり難しい状況になる。習氏には対日関係改善の意欲がある」(福田氏)

 今月5日、安倍首相は「課題があるからこそ胸襟を開いて話し合い、意思疎通に取り組むべきことが大事です」と語り再度、日中首脳会談の実現を中国側に示した。習氏が福田氏との会談で、安倍首相との会談に前向きな反応を示した背景には「このまま日中関係の冷え込みが続いていけば、経済面で双方に大きな損失が生じる。諸問題が多い中、日中両国がどこまで妥協できるかも大事です。正常化の方向に向かわないと、経済面で近隣諸国に悪影響を及ぼす危険もあります」と自民党関係者。

 日中首脳会談で改善に向けた取り組み方については、政治談議に固執するのはマイナス。両国が誇る技術や文化の話からスタートさせることが求められている。

「中国はAPEC首脳会議の主催国として、会議の調和的なムードを守るために安倍首相の顔を立てる。安倍首相も中国に必要な日本が世界に誇る技術や文化を積極的に発信します。例えば北京の繁華街の飲食店で客を呼び込む“ゆるキャラ”が登場したが、『かわいくない』と評判が悪い。一方、なぜ日本で“ゆるキャラ”が人気が高いのか。安倍首相が習氏に話題として出せばお互いの緊張がほぐれます」(同)

 果たして首脳会談は開かれ、成功するのか。