二階幹事長が疑惑の西川公也氏に〝功労〟の新ポスト 党内から「カオス状態」と反発の声

2021年04月14日 23時25分

二階幹事長

 自民党の二階俊博幹事長(82)は14日までに、新しく創設する「幹事長特別参与」のポストに鶏卵生産会社「アキタフーズ」現金授受疑惑で、同社との親密な関係が取り沙汰された元農水相、西川公也氏(78)の起用を決めた。

 疑惑をかけられた西川氏は昨年12月に「一身上の都合」という理由で内閣官房参与を辞任している。

「前回の衆院選で落選後、西川氏は二階派に所属しています。マスコミに農水利権を疑われてから、二度と表舞台に出てこない方だと思っていたので新ポスト就任には正直、驚いています」(自民党議員)

 新ポストが与えられた西川氏には明確な担当がなく、報酬も一切支払われないという。詳しい事情がつかめていない議員は「肩書だけなら意味なんかありませんよ。二階幹事長の意図がまったくもって理解できません」と語った。

 そんな矢先、の西川氏は、年内の次期衆院選に向けて自民党栃木県連が準備をスタートさせた衆院栃木2区公認候補の公募に「理解を示した」(自民党関係者)といわれる。

 二階氏は同選挙区に西川氏の長男・鎭央(やすお)県議(49)が「公募に応じる可能性が高い」との情報を知り「西川氏に功労賞の意味で新ポストを与えるのだろう」と政界関係者は指摘する

 党内では二階氏の独断人事に対して「幹事長がやることはカオス状態だ」と反発の声が上がっている。

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