都議会自民党で初の女性幹事長!村上英子都議の強運ぶり

2014年08月03日 11時00分

 セクハラやじ問題で激震が走った東京都議会で1日、自民党の村上英子都議(59)が党幹事長に就任した。都議会自民党で女性の幹事長就任は初となる大抜てき人事だが、村上氏は過去にもピンチをチャンスに変えてきたツキの持ち主だ。

 党幹事長となった村上氏は当選4回の中堅。

「幹事長の要職に就くのは早すぎるが、やじ問題の幕引きを図るには女性をトップに据え、イメージを刷新する必要がある。セクハラ対策シフトともいえます」(党関係者)

 セクハラやじ問題がなければ、お鉢は回ってこなかったワケで“シンデレラ”ともいえるが、村上氏は都議になった経緯がいわくつきだった。

 都議会議長や渋谷区長を務めた小倉基氏(82)を父に持つ村上氏。

「渋谷区長時代の2002年に小倉氏の長男が覚醒剤取締法違反や大麻取締法違反で逮捕され、有罪判決となった。結果的に責任を取る形で小倉氏は政界を引退したが、秘書だった村上氏が地盤を引き継ぎ、区議を経ずにいきなり都議選に出馬し当選したんです」(都議会関係者)

 逮捕された長男は村上氏の弟にあたる。

「村上氏に薬物事件の直接の責任はないとはいえ、都議選に出馬したのが、事件から1年もたってなく、節操がないともいわれた。ただ村上氏は結婚して、姓が違うから身内の不祥事の影響も最小限で済んだのです」(同関係者)

 都議会では、「早く結婚した方がいい」のやじを飛ばした鈴木章浩都議(51)は自民党会派を離脱したが、「産めないのか」と言い放った一番のワルは特定されないままだ。

 この点について村上氏は「やじ問題を幕引きしようと思っていることはないが、それよりも再発防止に力を入れていくべきだ」と“過去は不問”ともとれる姿勢だ。

 任期は1年で、リリーフ役の強さを発揮し、都議会自民党の信頼を回復できるかどうか。