菅首相長男からの接待を断れなかった総務省幹部に立民・逢坂氏が「お気の毒」

2021年02月05日 23時56分

息子の疑惑に菅首相は…

 菅義偉首相(72)は4日、衆議院予算委員会で、衛星放送事業を手掛ける「東北新社」に勤務する長男が、総務省幹部を接待していた問題を追及され、苦しい対応が続いている。

 週刊文春によると、菅首相の長男から接待を受けていたのは総務省の幹部4人。昨年10月から12月にかけて、長男を含む東北新社の幹部と都内料亭で会食し、帰りにタクシーチケットや手土産を受け取っていたという。

 総務省の秋本芳徳情報流通行政局長は、衆院予算委で、長男らと会食した事実を認めた。国家公務員倫理規程が禁じる「利害関係者」からの接待に当たるかどうかについては「現在、調査中で何も答えられない」としている。

 菅首相は長男に関して「(調査の)要請があれば事実に基づいて協力するように話しておきました」と、どこか他人事のように語った。

 これに立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(61)は、菅首相の長男からの接待を断れなかった総務省幹部に「お気の毒の立場じゃないかと思うんですね」と話し、菅首相にこう詰め寄った。

「菅総理は、総理としての職の重さを考えると、息子さんがやったことに『俺の影響があったのではなかったか』と考える必要があります。(総務省の)職員は誰からの誘いを受けたかを話していませんが、(長男から)連絡が来れば、(立場上)断れないなという気持ちになります」

 逢坂氏は長男の官僚接待問題を巡る問題で総務省の調査が長期化することを心配して、菅首相に対し「早期に結論を出してもらいたい」と要求している。

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