菅首相 会食自粛でストレス?せき頻発 自民から「長丁場の国会を乗り切れない」の声

2021年01月21日 22時53分

菅首相

 菅義偉首相(72)が緊急事態宣言下で会食を全面的に自粛したことを受けて、自民党内で「これ以上、ストレスを抱えていたらまずい」と不安の声が広がっている。

 ことの発端は、昨年12月14日に都内のステーキハウスで二階俊博幹事長(81)やソフトバンクの王貞治会長(80)、タレントのみのもんた(76)らとの「夜の会食」が発覚し、国民から大ブーイングを受けたことだ。

 それ以降、菅首相は日課だった有識者や秘書官との「朝食会」などを見送り、休日は議員宿舎から外に出ることがなくなった。

 通常国会がスタートすると、野党から「棒読み」と野次が飛んだ施政方針演説の原稿で、緊急事態宣言の対象地域を追加すると表明した際「福岡」というところを「静岡」と言い間違え、その場で訂正すらしない始末。

 21日の衆議本会議で菅首相は、国民民主党の玉木雄一郎代表(51)が、新型コロナウイルスのワクチン接種を自ら率先して受ける根拠についての質問に「率先して、と言ったのは順番が来たら。私は高齢者に位置します」と説明し、議場内を爆笑の渦に巻き込んだ。

 自民党議員は頭を抱えてこう話した。

「答弁中にせき込む場面があったし、本当にどうしちゃったんだと。様子が変です。コロナ対策は、政府与党が一体に経済の好循環の再生などを目指すため、臨機応変に対応していこうとしていた矢先です。(野党に)ガースー級のウケを狙ったと思われたり、原稿を言い間違えをしていては、国民に熱意が伝わるはずがありません」

 もともと菅首相の昼夜問わない会食の目的は、自ら情報収集した上で、政治判断するためにあった。会食を封印した菅首相は、ストレス対策を打たないと「長丁場の国会を乗り切れない」と党内で心配されている。

 自民党議員は「来週以降、休日の昼間に議員宿舎を使い、菅首相と面会ができるようになるといいます。所属議員や政府秘書官などに限定されるでしょうけど。会食は抜きになる見通しですが、励ますしかありません」と話した。

【関連記事】