立民・枝野代表が緊急事態宣言の菅首相を猛批判「国家の危機に直面した」

2021年01月07日 19時07分

立憲民主党の枝野幸男代表

 立憲民主党の枝野幸男代表(56)は7日、菅義偉首相(72)が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、首都圏1都3県を対象とした緊急事態宣言の再発令に「前回と比べて、国家の危機に直面した」と語った。

 政府の対応が遅れたことが影響して、この日の新型コロナ感染者は全国で初めて7000人を突破。菅首相が緊急事態宣言の再発令前に行われた衆院議員運営委員会に出席せず、西村康稔経済再生担当相(58)に丸投げしたことに対し「リーダーの責任を果たしていない」と厳しく批判した。

 終了後に国会内で行ったぶら下がり取材でも西村氏の答弁に触れて、「専門家の知識、分析がベースにならなければいけないが、私はいずれにしても、政治の責任、政治判断にすべきことだと思っている。政府は当事者意識が欠如していた」と怒りが収まらない。

 1都3県の緊急事態宣言を解除する基準について、政府は感染者数が都内で1日当たり500人に減少することを目指している。枝野氏は「本当に東京都500人レベルの減少でいいのか。完全にゼロにできるかどうかは別にして、下げれば下げるほどですね、そこから再度、感染が広がることが見つけやすくなる。第4波を防ぐ観点からは徹底して一度、減らすことをやらないといけない」と警鐘を鳴らした。

 また、新型コロナをめぐっては大阪府の吉村洋文知事(45)も政府に対し緊急事態宣言を要請するか検討中。枝野氏も1都3県では「不十分だ」として大阪を外した理由を議運で質問したが、西村氏は「専門家の意見を聞いて対応したい」と話すにとどめ、大阪の緊急事態宣言を先送りした。

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