米大統領選“ダダっこトランプ”のおかげで笑う中国

2020年11月22日 11時30分

トランプ大統領(ロイター)

 トランプ米大統領(74)の“ダダっこ”ぶりに中国が虎視眈々!?

 3日の大統領選での一般投票の結果を受け、12月14日の選挙人投票でバイデン氏(78)が次期大統領に選出される見込みだが、これをひっくり返したいトランプ氏は各州での訴訟や再集計の申し立てがうまくいかないと見るや、今度は民主主義を無視した“奇策”に打って出るというのだ。

 在米ジャーナリストは「米国の大統領は選挙人が大統領を選ぶと決まっているが、実はその選挙人の選出方法には規定がない。その穴を突いてトランプ氏は州議会に新たに選挙人を選出させ、自らに投票させる奇策に打って出ると全米メディアが報じ始めた。敗れた激戦州のミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアが標的と見られ、これらの州議会は共和党が多数派。選挙前からささやかれていましたが、トランプ氏は本気で実行するため画策しているようです」と語る。しかし、一般投票の民意を無視すれば、それこそ全米中で暴動が起こることは必至だ。

 そんな中、中国が気になる動きを見せている。習近平国家主席(67)は20日、日本など11か国が参加する環太平洋連携協定(TPP)への参加を検討していることを表明。すでに中国は日本や東南アジア諸国と「地域的な包括的経済連携(RCEP)」を締結しているが、いったいなぜ?

「米大統領選の混乱に乗じた政治戦略で、米国が抜けたTPPに影響力を行使し、国際貿易での主導権を握りたいという思惑と見られている。トランプ氏が敗北を認めないことで、現在はバイデン氏への政権移行が進んでいない状態。このままでは新政権の出だしからつまずく可能性があり、まだまだ中国がいろんな揺さぶりをかけてくる可能性はある」(同)

 トランプ氏がゴネればゴネるほど、中国が漁夫の利を得る可能性が高まる!?

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