猪木氏の訪朝批判で赤っ恥かいた橋下代表

2014年01月18日 11時00分

「ペラペラシャベルな訪朝一本」ダジャレを書いた紙を披露する猪木参議院議員

 日本維新の会のアントニオ猪木参院議員(70)が16日に北朝鮮から帰国したが、この訪朝を批判していた橋下徹共同代表(44)が赤っ恥をかいている。猪木氏は現地で金永日朝鮮労働党書記らと会談。かねて打診していた議員訪朝団について確認したという。

 これまで対話を重ねた張成沢元国防副委員長が粛清されたとはいえ、北朝鮮の猪木氏に対する扱いは変わらなかった。猪木氏は「議員団の訪朝について口頭(の約束)では日本では重く扱われなかったので、正式に文書を預かってきた。文書には書いていないが、『拉致担当大臣もよかったら』と金氏から言われた」とハングル文字の文書を披露した。

 内容は「今年の良い時期に日本の国会議員代表団が朝鮮民主主義人民共和国を訪問することを正式に招請するものであります」というもの。これまで拉致問題は解決済みとの態度だった北朝鮮が、拉致担当大臣に言及するとは異例のこと。

 しかし、猪木氏の訪朝について橋下氏は記者団に「いろいろ問題が多い。拉致問題に関する日本維新の考え方と整合性が取れているのか。国会議員団で確認しないといけない」と批判していた。

 これに猪木氏は「それは全く当たらない。東京の維新とは打ち合わせしていた。名前は言わないが『北とのパイプを大事にしないといけない』と言われていた」とすでに調整済みという。拉致議連会長でもある平沼赳夫国会議員団代表(74)が猪木氏のバックにいるとみられている。

 これでは橋下氏が国会議員団から何も聞かされていなかったと暴露されたようなもの。「猪木氏から正式に話を聞きたいという議員がいる」(永田町関係者)との指摘もあり、橋下氏の批判はなかったことになりそうだ。