東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で“細川&小泉”の元総理タッグと大バトルを繰り広げる舛添要一元厚労相(65)が16日、自民党に続き公明党からも推薦を受けることが決まった。

 2020年東京五輪の成功、防災都市づくり、医療や介護など身近な生活を守るという3本の政策を柱にする舛添氏は17日、昨年、台風26号で大災害を受けた伊豆大島の土石流災害現場を日帰りで視察する予定で、精力的に動き始めている。

 そんな舛添氏が頭を抱えているのが、ネット上や週刊誌などで過去のスキャンダルが蒸し返されていることだ。

「舛添は日本人じゃないとか、プライベートのこととか、かなりひどいことをネット上で書かれています。さすがに選挙前なので、かなり神経質になっています。もちろん、選挙戦が始まれば身辺も厳重に警戒します」と舛添氏に近い関係者は打ち明ける。

 舛添氏を推薦した都議会自民党の「TОKYО自民党のホームページ」のBBSには「舛添候補支援反対」「舛添推薦とは頭大丈夫?」という書き込みも見られる。

 当の舛添氏は、こんなネガティブキャンペーンに対して「良くないね…ホントひどいよ。過去のことより前を向く方が大事。でも、どうするか、対応は考えています」と険しい表情を見せた。

 都知事選は波乱の幕開けになりそうだ。