“唯一神”又吉イエス氏は出馬するのか?

2014年01月13日 11時00分

唯一神の勇姿は拝めそうにない

 注目の選挙なのにあの人がいない…。東京都知事選の候補者が出揃ってきた。宇都宮健児氏(67)が最初に手を挙げ、本命視される舛添要一元厚労相(65)も出馬確定。元航空幕僚長・田母神俊雄氏(65)、細川護熙元首相と多彩な顔触れだが、ある有名人を欠いている。

 細川氏は14日にも小泉純一郎元首相(72)と会談し、連携を確認する予定。脱原発で元首相コンビが選挙戦を戦えば、小泉劇場の再来となりかねない。アワを食った自民党は、甘利明経済再生担当相(64)が「殿、ご乱心」と批判するなど警戒を強めている。

 自民党東京都連は舛添氏の推薦を決めたが、足元はガタつく。都連ホームページの掲示板は田母神氏支持の声であふれている。「舛添なんて絶対にありえない!」「自民党の支持はやめにしました」――。ほとんどが舛添氏支援に幻滅したという内容で、支持者が減ったことは間違いない。

 ほかの出馬表明者はどうか。

 宇都宮氏については、細川氏支援の菅直人元首相(67)が「良質な候補だが、社共の支持だけでは当選は難しい」と辞退を促している。ドクター・中松氏(85)は7度目の挑戦となる。吉田重信氏(77)は2度目。団体役員の五十嵐政一氏(82)、自営業の中川智晴氏(55)も名乗りを上げている。

 そういえば誰かが足らない。“唯一神”こと又吉イエス氏(69)は出馬しないのか。ネット人気の高い又吉氏には「出てほしい」とのラブコールが多い。だが、又吉氏率いる「世界経済共同体党」に聞くと、「出馬しません」と担当者。「そもそも国政選挙には出ていますが、都知事選など地方の首長選挙には出ておりません」と言う。

 調べてみれば過去に沖縄県知事選など沖縄の選挙に出馬したことがあっても、都知事選には出ていない。なんとなく大きな選挙には出馬し続けているイメージが先行していただけだったようだ。

 舛添氏も細川氏も又吉氏に「地獄の火の中に投げ込むものである」と宣告されなくてすみそうだ。