結党大会書類でいきなり「立憲」抜けの大チョンボ!所属議員「晴れの門出が台無し」

2020年09月16日 11時30分

立民綱領。「立憲民主党」と記すはずが「民主党」に

 新「立憲民主党」(枝野幸男代表)が都内のホテルで開いた結党大会で配布した党の綱領案の文中で、「立憲」の2文字が抜け落ち「民主」と記す大チョンボを犯した。

 旧立民と旧国民民主党が合流して結成された新立民は、3年前に旧民進党が大分裂して以来、政権交代を視野に入れた衆参150人の野党第1党となった。

 しかし、結党大会に参加した両院議員に加え、次期衆院選の立候補予定者を含む約350人に配られた党大会議案書に掲載した綱領案では「強い決意を持って『立憲民主党』を結党します」と記すところが、「強い決意を持って民主党を結党します」と誤記するミスがあったのだ。

 同党副代表に就任した玄葉光一郎衆院議員(56)は、壇上で「これは正式には『立憲民主党』(略称:民主党)ということで訂正をお願いしたい」と説明。報道陣席からは「悪夢の民主党が帰ってきたか?」と皮肉の声が上がった。

 その後、会場の拍手で承認され、事なきを得たようにも見えたが、結党大会の終了後、出席した議員から枝野新体制に対する不満が噴出した。

「晴れの門出を台無しにした格好です。こんなミスしか話題に上がらないのであれば、先が思いやられます」(立民議員)

 代わり映えしない党役員人事にも否定的な意見が出た。本紙既報通り、重要ポストへの起用が予想されていた蓮舫参院議員(52)は代表代行に就任した。

 報道陣の取材に、髪形を変えて臨んだ蓮舫氏は「人事は代表の専権事項ですから、私も指名を受けましたので全力でやる。それぞれが力を発揮することが結果として力になります」と涼しい顔で答えた。

 菅・自民党に支持率で大きくリードを許している立民は、早期に衆院解散・総選挙になれば準備不足で大苦戦するとみられている。「選挙の顔は枝野氏や蓮舫氏となった。政権交代は難しいでしょう」(立民衆院議員)

 有権者は枝野新体制をどうジャッジするか。