丸川珠代参院議員が「勝つぞー!」大声三唱&握手…熱入る議員から〝コロナ1号〟の懸念

2020年09月09日 11時30分

〝大将〟に万が一がなければいいが…

 自民党総裁選が8日告示され、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長が立候補した。14日の両院議員総会で決着する短期決戦だが、コロナ禍にもかかわらず各所で3密を超えた“濃密な場”が出来上がっており、国会議員第1号の感染者が出ないかと心配されている。

「いつどこでコロナに感染してもおかしくない状況の上、力の入る総裁選ですから。感染者が出てもおかしくないです。候補者も大変ですよ」とは自民党の議員秘書。

 コロナ感染者は減少傾向とはいえ、この日も東京都では170人の感染者が判明した。自民党は感染対策には細心の注意を払い、この日、行われた所見表明演説会は各陣営の応援議員を20人までに限定し、記者も平河クラブ加盟社のみ。また共同記者会見でも取材人数は制限された上に3候補の机上には、飛沫感染防止のビニールシートが張られる徹底ぶりだった。

 それでも不安が払拭されないのは、総裁選ならではの熱気のため。

「選挙となると議員はどうしても熱くなる。菅氏を応援する議員は、少しでもいいポストが欲しいからアピールするし、他の2陣営も情けない負け方はできないから必死です。朝から夜まで会合、激励会、支援者めぐり、メディア対応等、どうしても前のめりになっています」(前出の秘書)

 この日、演説会後に党本部の会議室で行われた菅氏を応援する「東京の議員有志の会」には、国会議員約25人が参加した。菅氏を囲んで、丸川珠代参院議員(49)の音頭で「勝つぞー!」と大声で三唱すれば、菅氏も議員らと握手する場面が見られた。

 コロナ禍で永田町は国会職員や秘書の感染者が出ている。それでも議員の感染者は奇跡的にゼロが続いている。
「国会議員第1号だけはなりたくないが、ポストは欲しい。選挙で燃えてしまうのは議員のさが」(同秘書)

 気持ちは分かるが、感染対策は冷静かつ入念にしてもらいたい。