菅氏出馬会見で東京新聞の〝天敵記者〟が質問 会場ピリつく

2020年09月02日 18時58分

菅氏には多くの質問が飛んだ(ロイター)

 菅義偉官房長官が2日、国会内で記者会見を開き、自民党総裁選(8日告示、14日投開票)への出馬を正式表明した。

 菅氏は「新型コロナウイルス対策の陣頭指揮を執られていた安倍首相が道半ばで退かれることになった。無念の思いと推察している。しかし、国難にあって政治の空白は許されない」と安倍政治の継承を訴えた。

 会見では秋田の農家に生まれてから横浜市議会選挙を経て国政に挑戦するまでを振り返り「世の中には当たり前でないことが残っている。いかなる改革が必要なのが常に考えている」と意気込んだ。

 質疑応答では官房長官会見で菅氏の〝天敵〟とされる東京新聞の望月衣塑子記者が質問。官邸バトルの場外戦の様相を呈した。

 望月記者は「私自身が3年間長官会見を見続けてる中で心残りなのが都合の悪い不都合な真実に関しての追及が続くと記者に対する質問妨害が長期間にわたって続きました。(中略)今後、首相会見でも官僚が作ったような答弁書を読み上げるだけなく、長官自身の言葉でしっかり答えて頂けるのか」と投げかけた。

 菅氏は望月氏が司会者に質問途中で「簡潔にお願いします」と指摘されたことを念頭に、「限られた時間のなかでルールに基づいて記者会見行っております。早く結論を質問していただければ」と煙に巻いた。バトル続行か…。