国民民主・玉木代表が明かす 残り資金「40億円台半ば」分配の行方

2020年08月27日 11時33分

玉木代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表(51)が26日に党本部で開いた会見で、党に残っている資金について「40億円台半ば」と明かした。

 玉木氏は12日のBSフジの番組で「50億円くらい」と述べていたが、会見では「詳細は把握していないが、現在50億円ないことは確実だ。いろいろ使って40億円台半ばだったと記憶している」と修正した。

 この資金は立憲民主党(枝野幸男代表)との合流新党に参加する国会議員と、玉木氏や山尾志桜里衆院議員(46)ら不参加組の人数に応じて比例分配される見通しだ。

 玉木氏は先週、立民の多数派工作を警戒して「おカネで内ゲバをするぐらいなら全額国庫に返した方がいい」と強くけん制し、資金の分配は国民の党職員の退職金などを支払った上で行う見通しを示した。

「国民は現時点で次期衆院選に向けて48人に公認候補の内定を出しています。分配金が1人1500万円だとすれば、資金は7億2000万円減ることになります。残りの資金を合流不参加組が引き継ぐことになるならば、立民との合流組がしっかりした説明を求めてくることが予想されていて、しこりが残りかねない」(野党関係者)

 また元野党議員は「解党後に新しい党をつくるには資金が必要だから、(合流不参加の)玉木氏は国民の資金を国庫に返すつもりはないでしょうね。ただ国民の資金には、税金から支出された政党助成金が含まれている。政党が解党するたびに起こる政党助成金の山分け問題は、国会で政党助成法の改正が行われない限り、絶対に解決しないでしょう」と指摘する。