元衆院副議長・渡部恒三氏が死去 病床では「平成の水戸黄門を懐かしんでいた」

2020年08月24日 18時54分

ありし日の渡部恒三氏(左)。右は横峯良郎氏(2007年)

 立憲民主、国民民主両党と衆院の無所属議員2グループは24日、合流して新党を結成するとの基本合意を国会内で交わした。

 その席で元衆院副議長で民主党最高顧問などを務めた渡部恒三氏が88歳で死去したことを悼んだ。

 立民の福山哲郎幹事長は「若かりしころ、ご指導をいただいた。存在感の大きい政治家だった。安倍政権に対峙できる2大政党の一翼になる政党を作らなければならないと思った」と話した。

 国民民主党の平野博文幹事長は「去年の誕生日会でお目にかかったのが最後でした。病床に伏していた。ドクターは制限時間を1時間を目安にしたが、2時間いられた。平成の水戸黄門を懐かしんでおられた」と振り返った。

 野田佳彦前首相が率いる「社会保障を立て直す国民会議」の玄葉光一郎幹事長は「同郷の先輩だった。中選挙区制で1度選挙で戦った。その時、迷ったが、あいさつに行くと『選挙に出ろ』と激励してくれた。福島県を代表する偉大な政治家だった」と語った。

 岡田克也元副総理が率いる「無所属フォーラム」の小川淳也衆院議員は「3年前に(渡辺氏の)自宅を訪ねた。人情味にあふれたかたでした」と悼んだ。

 新党は9月に予定する結党大会に向けて、新党参加の受け付けや、新代表と党名選挙の準備を加速させる。