安倍首相〝健康不安説〟浮上も…与党関係者が口を揃える「連続在任記録歴代1位」への執念

2020年08月17日 19時06分

〝健康不安説〟が浮上した安倍晋三首相(写真は今年1月の通常国会)

 安倍晋三首相(65)が17日、東京・信濃町の慶應大学病院で検診。同日午後には同病院を出ている。

 安倍首相は、同病院で半年に1回程度のペースで人間ドックを受けており、直近では通常国会終了後の6月13日に受診した。今回は日帰り検診だが、新型コロナウイルスの対応が長期化するなか、野党が要求した閉会中審査への出席を拒否した安倍首相の健康を不安視する声は、党内からも上がっていた。

 ただ自民党は「健康不安説」を打ち消している。「念のための検査で心配ない。良い機会だから、しっかり検査すればいい」(閣僚経験者)

 安倍首相は昨年11月20日に、桂太郎首相の2886日を抜き通算在職で歴代トップとなった。来週24日まで政権を維持すれば、連続在任記録が佐藤栄作首相を抜いて歴代1位に輝くことになる。

「頑張ることと同時に疲れを癒やすことが大事になります。連続在任記録は安倍首相も樹立したいはず」(自民党議員)

 第1次安倍内閣では持病の潰瘍性大腸炎に苦しみ、1年で退陣した苦い経験を持ち、その後は薬の効果もあり、12年12月の第2次内閣発足以降、激務をこなしてきた。

 自民党中堅議員は「安倍首相は、直近の動画と以前のとを比較すると、疲れた様子だった。政府要人の健康状態は、正確にわかることがないので様々な臆測を呼びます。持病が悪化していなければいいが…」と秋以降の政権運営の影響を心配している。