西村〝コロナ担当相〟早朝パーティー決行で将来の総裁選軍資金集め

2020年08月08日 11時30分

西村康稔経済再生担当相

 西村康稔経済再生担当相は7日の新型コロナウイルス感染症対策分科会後の記者会見で、飲食店などに休業や営業時間短縮を求める場合の補償について、業界が定める感染対策の指針を順守している事業者に限定した形で支援したいとの考えを示した。

 感染対策を十分講じていないキャバクラやホストクラブなどの接待を伴う飲食店や、居酒屋で集団感染が多発している。感染症法に基づく店舗名の公表など法的な対応強化と併せ、指針の順守を促す構えだ。

 その西村氏が発売中の写真週刊誌フライデーに、大規模パーティーに出席していたと報じられた。同誌によれば、西村氏は7月29日夜、都内で開かれた、自身の支援者である会社社長主催のパーティーに出席。西村氏は同日の会見で、大人数の会食を控えるよう呼びかけながら、そのウラで約100人が集まって3密になりかねないイタリアンビュッフェスタイルのパーティーに顔を出したという。同誌には「無神経」と痛烈に斬り捨てられた。

 それだけではない。西村氏は今月5日、都内で、自身の政治資金パーティーをひっそりと開催。しかも、政治資金パーティーは通常、夕方以降に開かれるところ、異例の午前8時開始だった。出席者の一人は「朝っぱらからパーティーなんて」と苦笑する。

 政治資金パーティーは議員が政治活動する上で欠かせないが、西村氏はコロナ禍でもどうしても決行したかったようだ。というのも、本紙が入手した文書によれば、当初は開催を3月16日に予定していたもののコロナ禍により延期し、5月12日↓7月27日と計3度も延期してこの日に開催したからだ。会費は2万円で約200人が出席。朝っぱらから約400万円をかき集めた計算になる。

 ここまでして政治資金パーティーを開きたかったのは、自民党総裁選への下準備とされる。

「安倍晋三首相に健康不安説が浮上しています。西村氏は将来の総裁選に向けて、軍資金を集めたかったとみられています」(永田町関係者)

 所属する自民党細田派には“ポスト安倍”の候補がおらず、西村氏は色気を見せているという。