ALS患者の嘱託殺人事件であの「女タイゾー」が再登場 ブログに〝ブッ飛び〟投稿も

2020年07月25日 06時15分

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性に薬物を投与し殺害したとして嘱託殺人の疑いで、医師2人が逮捕された事件で、永田町にも衝撃が走っている。大久保愉一容疑者(42)の妻が、元自民党衆院議員の大久保三代氏(43)で、かつての〝悪夢〟が甦っている。

 三代氏は24日、宮城県内で会見を開き、愉一容疑者はアスペルガー症候群と鬱病を併発し、自殺未遂を繰り返していた過去があったことを明かし「死にたい人に関わって共感しすぎたのではと思うが、共感しても行為はしないのがプロだ」と話した。

「まさかこんな形でまた大久保(三代)氏が出てくるとは思っていなかった」と驚くのは、自民党関係者だ。

 三代氏は2012年の衆院選で自民党から当選した衆院議員で〝女タイゾー(杉村太蔵)〟とも呼ばれた異端児だったからだ。

「12年当選組は暴言騒動の豊田真由子氏やゲス不倫の宮崎謙介氏ら多くのお騒がせ議員が出たが、大久保氏はそのはしり。党や幹部批判をブログに書いてしまうものですから、手を焼いたものです」と振り返る。

 石破茂幹事長(当時)に呼び出された時には「胃が痛い。ストレス性イシバ症候群になる」と書き込み、大島理森副総裁(当時、現衆院議長)が仲裁に出たこともあった。

「地元(宮城5区)からも総スカンで公認しないよう要請が出て、大もめになりました。大久保氏は『自民党に殺される』とまでブログに書きこんでいました」(同)

 自民党離党後は仙台市議会、宮城県議会、仙台市長、名取市長選などに立て続けに立候補するも落選している。

 愉一容疑者のSNSでの「寝たきり高齢者はどこかに棄てるべき」などの過激投稿が話題になっている中、三代氏の〝ぶっちゃけブログ〟も相当なもの。

「残務整理を終えたら、夫とは離婚します」などと書き込んでいたが、この日の会見でもその意思は変わっていないとした。

 ブログにはアスペルガー症候群をもつ夫と結婚し苦労したと記した上で、「ただ体の相性だけはとてもよかったので、最後の晩、抱き合えばよかったと、たった一つの後悔を感じています」と〝大久保節〟が続いていた。