安倍首相と王貞治氏が会食情報 手引きした二階幹事長の狙いは…

2020年07月21日 18時53分

2013年5月5日、記念撮影の際に国民栄誉賞を授賞した長嶋茂雄氏と談笑する安倍晋三首相。前列左は松井秀喜氏、後列左からNPB・加藤良三コミッショナー(当時)、衣笠祥雄氏(故人)、王貞治氏、菅義偉官房長官(東京ドーム)

 安倍晋三首相(65)とプロ野球・ソフトバンクの王貞治会長(80)が22日都内で会食することが分かり、「何ごとか…」と自民党内で話題を集めている。

 政界関係者によると、安倍首相のプロ野球の一押しはヤクルト。2013年に巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏(84)と大リーグのヤンキースで活躍した松井秀喜氏(46)に国民栄誉賞を授与したが、王氏との接点はこれまで見られなかった。

「国民栄誉賞は1977年、当時の福田赳夫首相が王氏のホームラン世界記録を達成したのをたたえて創設したのが始まりです。実は安倍首相と王氏の会食をセットしたのは、一緒に出席する二階俊博幹事長とみられています」(同党関係者)

 王氏は昨年2月に和歌山県御坊市で営まれた二階氏の妻・怜子氏のしのぶ会に参列して別れを惜しむ姿がメディアに取り上げられて「旧知の仲だった」で知られる。

 なぜ、このタイミングで安倍首相と王氏との会食か。王氏は五輪組織委員会の理事を務めており、国民に広く顔を知られたスポークスマン的存在。1年後に延期となった東京五輪について開催是非を含めた意見交換が主となりそうだが…。
 
 また二階氏は秋の自民党役員人事に向けて政権幹部と相次いで会食しており、安倍首相と王氏の会食に同席することで「存在感を示す狙いがある」(前出同)という。

 安倍首相は次の人事で二階氏を続投させるか、それとも幹事長の交代に踏み切るのか、密かに注目されている。