立民+国民で「民主党」復活なら〝届け出済〟マック赤坂氏と競合危機

2020年07月17日 14時38分

マック赤坂氏

 立憲民主党と国民民主党の合流協議が、また始まった。両党が合意した場合、党名には略称でも「民主党」を是が非でも復活させたい考えだ。ところが、同名の政治団体がすでに存在。その党首は、あのマック赤坂港区議(71)というから混乱に拍車がかかりそうだ。

 1月に結論先送りとなっていた両党の合流話が、衆院の解散観測で再び持ち上がった。立民の枝野幸男代表によれば、両党を解散し、新党を設立し、結党大会で代表選を実施。党名は「立憲民主党」とし、略称・通称は民主党とする内容だ。

 一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は16日の記者会見で、解党や代表選の実施には賛同したものの、新党名「立憲民主党」には異を唱えた。

 この合流協議の行方に気を掛けているのは、先の都知事選に立候補していた込山洋氏だ。

 スマイル党党員でマック氏の秘書を務めている込山氏は「実は政治団体『民主党』は、民主党解党後の2016年にマック赤坂党首が政治団体として届けています。嫌がらせをするワケではないが、略称が民主党となった場合、選挙の時にはややこしくなりますよ」。

 総務省の政治団体届け出を見ると「民主党」の代表者氏名には、確かにマック氏の本名「戸並誠」の名前があった。

 党名重複ケースは過去にもある。ルール上は政治団体の党名重複は問題ないが、既存の国政政党と同じ党名を後出しでは登録できない。民主党の場合、解党後にマック氏が新たに届け出ているため、立民と国民による民主党が復活となった場合でも並び立つことになる。

 複雑になるのは、党名を記入する衆院選や参院選(候補者名でも可)だ。マック氏の「民主党」が10人以上の候補者を擁立すれば比例区に届け出が可能となり、「民主党」が競合することになりかねない。

 旧民主党勢は「かつての栄光よ、もう一度」といきたいところだが、党名は簡単に変えるものではないようだ。