自ら発信「#小池ゆりこに物申す」都知事選へ“サンドバッグ作戦”吉か凶か

2020年06月20日 16時00分

小池百合子都知事

 都知事選(7月5日投開票)で再選を目指す小池百合子都知事(67)が、“仏モード”に突入したのか。ネット上で自身への批判を募集し、回答すると表明。冷徹な女のイメージを払拭したいようだが…。

 コロナ禍で街頭演説を行わない方針を示した小池氏は第一声もユーチューブ上で発信し、インスタグラムを多用するなど「オンライン選挙」を掲げている。

 さらに告示日(18日)夜には「小池ゆりこへのご質問やご意見を#小池ゆりこに物申すをつけて投稿してください」とツイッターに寄せた。「サンドバッグになる覚悟で、ご批判の声にも答えてまいります。どうぞ、お手柔らかに」と続けた。

 すぐさまツイッターでは「満員電車はいつ解消されるのか」「花粉症ゼロの公約はどうなったのか」「公約未達成は能力不足かやる気不足か」「サンドバッグになる覚悟があるなら、お手柔らかとかいらない」「選挙になると発言権を与えるんですか」「東京アラートは何だったんですか」と質問、批判が殺到。「#小池ゆりこに物申す」はトレンド入りした。

 永田町関係者は「告示前にカイロ大の卒業証書公開を巡って、小池氏に批判的な記者に対し、会見案内を出さずに排除したとの騒動がありました。小池氏側は手違いと釈明していたが、なんともイメージが悪い。批判募集は、オープンかつフランクな印象を付けたい思惑で、話題作りにたけていますよ」と指摘する。

 耳が痛くなる質問、批判に積極的に回答し、予告通りのサンドバッグとなれば、ネット民や有権者から“神対応”と称賛されるかもしれない。

 一方で、自身のイメージアップにつながる批判だけに回答する“塩対応”になれば、期待を裏切ることになる。

 果たして、小池氏の戦略は吉と出るか凶と出るか。