自民党・二階幹事長 河井克行・案里夫妻の離党に「ほかの所属議員は他山の石」に

2020年06月17日 22時08分

自民党本部で会見を開いた二階幹事長

 自民党の二階俊博幹事長(81)が17日、党本部で会見を開き、離党届を提出した河井克行前法務相(57)と妻の案里参院議員(46)について語った。

 案里氏は初当選した昨年の参院選を巡る公職選挙法違反事件への関与が指摘されている。参院選の公示直前、党本部から案里氏の陣営に1億5000万円が振り込まれたが、同資金が買収資金に使われた疑惑が持たれている。

 二階氏は「党内では(交付金に関し)厳格な基準があります。公認会計士が支出をチェックしています。使途については支部によって使い道が違います。(案里氏の)交付金は広報誌にあてられた。いわれているような買収に使われないのは当然のことです」と疑惑を否定した。

 河井夫妻は16日に離党届を提出。離党届には「一身上の理由」と記されていたといい、この日、持ち回りの党紀委員会で全会一致で了承された。

「残念のひと言に尽きる」と話した二階氏は「ほかの所属議員は他山の石として、緊張感を持ち、国民の期待を忘れないよう頑張ってほしい」と強調した。