小池氏は都知事選対策に余念なし 計算ずく?「ノーマスク・ノー口紅」会見

2020年05月30日 16時00分

 マスクを外しただけなのに…。東京都の小池百合子知事(67)は29日、新型コロナウイルス対策で休業要請の緩和を6月1日から第2段階(ステップ2)に移行すると発表。その会見で小池氏の“ノーマスク・ノー口紅”に、さまざまな観測が飛び交った。

 都は26日から3段階の休業要請を打ち出し、段階の移行は約2週間をメドとしていたが、指標となる数値が落ち着いてきたとして、現行の第1段階から第2段階への前倒しを決めた。

 この会見の冒頭、小池氏は着用していたマスクをおもむろに外したことで、報道陣は驚いた。コロナ禍で小池氏は「百合子マスク」ともいわれた素材や柄を工夫したデザインのマスクを着用し「ソーシャルディスタンス!」「ステイホーム!」と訴え続けていたものだ。

 ステップ2への移行に伴い、マスクを外すことで緩和措置をイメージづけたかに見えたが、会見の終盤、小池氏は自ら「ひょっとして口紅忘れている?」と顔を赤らめる場面が。「このところ全然(口紅を)しない。関係ないですけど、化粧品も売れないとか」と話し、マスクを外した理由は「特にない」とした。

 永田町関係者は「小池さんはWBS(ワールドビジネスサテライト)のキャスター時代から、テレビ映りを計算し尽くしています。マスクを気付かずに外したり、口紅をつけ忘れるなんてあるハズがない。都知事選へ向け、コロナ対策に全力集中しているという姿をアピールする狙いでしょう」と推測する。

 7月5日投開票の都知事選には、元日弁連会長の宇都宮健児弁護士が出馬を表明。また、実業家の堀江貴文氏の出馬が取りざたされ、N国党の立花孝志党首が「ホリエモン新党」まで結党するなど、騒がしくなっている。小池氏の出馬表明は、6月10日の都議会閉会日になるとみられる。