アベノマスク不良品を回収「3悪」で国民さらに激怒

2020年04月25日 16時00分

 新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスク、通称アベノマスクに汚れがあった問題で、厚生労働省と納入元の企業2社は24日までに、未配達分のマスクを回収すると明らかにした。いったん回収するものの、厚労省は事業は継続する方針。

 また、配達済みマスクにも不具合があるとの連絡が厚労省に複数寄せられていることが判明した。納入元は未配達分の回収を急ぎ、同省は配達済みのもので不良品があれば交換するとしている。

 厚労省によると、マスクの生産国は中国とベトナム、ミャンマーの3か国。不良品は納入元のうち、興和(名古屋市)と伊藤忠商事の納入分で見つかっており、2社は未配達分の回収を始めた。

 布製のアベノマスクは不織布マスクに比べてフィルターの効果は薄いと指摘され、「小さい!」「ズレる!」などサイズにも問題がある。また、経費は466億円かかり世間からの反発は強い。さらに不良品が発覚したため回収となった。もはやめちゃくちゃな事態に、国民としてはマスクが届いたとしても開いた口がふさがらないだろう。

 アベノマスクは17日に都内で配達が始まり、5月中に約5000万世帯へ2枚ずつ届ける計画。

 日本郵便は22日時点で約65万袋を配ったと24日、明らかにした。都内で配達を予定する分の約8%に当たるという。

 今回の“リコール”により、配達の遅れは必至。菅義偉官房長官は24日の記者会見で「回収し検品を行うため予定より遅れるのは事実だ」との見解を示した。