武田防災相の秘書コロナ感染判明 今井絵理子氏に代理大臣の可能性

2020年04月09日 16時00分

代理大臣の可能性が出てきた今井氏

 人気アイドルグループ「SPEED」の元メンバーで内閣府大臣政務官の今井絵理子氏(36)が、武田良太防災担当相(52)が新型コロナウイルスに感染した場合、「臨時代理大臣」に就任すると永田町で話題を集めている。

 政府が緊急事態宣言を発令した7日、武田氏の大臣室に勤める50代男性秘書のコロナ感染が明らかに。その影響で、8日に行われるはずだった橋本聖子五輪担当相と日本オリンピック委員会の山下泰裕会長の面会が中止になる事態を招いた。

 政府関係者は「橋本、山下両氏は東京五輪が延期されたことによる選手への影響について、中央合同庁舎第8号館で話す予定でした。それが中止になったのは、コロナに感染した武田氏の秘書が同じ8号館に勤務していたからです」と話す。

 男性秘書の感染を受け、武田氏のコロナ感染を防ぐ手段として「秘書官と大臣SPを『緊急に総取っ換えしたほうがいい』という話まで出ています」(同)。

 安倍晋三首相は自身がコロナに感染して意識不明になった場合、「麻生太郎財務相が総理臨時代理になる」と緊急事態を宣言した7日の記者会見で明言。各省庁も安倍首相の意向を受け、所管の大臣が感染した場合の対応を協議し始めた。

 そこで話題になっているのが、武田氏がコロナに感染して執務できなくなった場合、今井氏や神田憲次内閣府大臣政務官、藤原崇内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官のいずれかが臨時代理になることだ。永田町関係者は「今井氏か藤原氏のどちらかになるでしょう」とみている。

 政府内では8日、拉致問題対策本部事務局に勤務する50代の内閣審議官の男性のコロナ感染が確認された。直近2週間で首相官邸へは出入りしておらず、政権幹部との接触はなかったというが、国会議員や拉致被害者家族会メンバーらとの面会の有無については調査中という。

 政府はようやく9日から、首相官邸の入館者に体温検査を実施し、発熱が確認された場合、入館を控えるよう要請する。