小沢夫人離縁状に新党潰しの謀略説も?

2012年06月18日 12時00分

 週刊文春が報じた民主党・小沢一郎元代表(70)の妻・和子さん(67)による「離縁状」が波紋を広げている。

 

 小沢氏は先日、グループの勉強会で「筋道の通った主張と行動を貫くことが、選挙で支持を得る最大の姿勢だ」と消費税増税法案への造反をほのめかした。さらに「みなさんの政治生命を左右する問題かもしれない」と解散総選挙もあり得るとハッパをかけた。夕方には超党派の消費税増税反対の集会にも参加。離縁状についての言及は一切なかった。

 

 グループ関係者は「離縁状を仕掛けたのは自民党ですか? 仙谷(由人)さんですか? どっちにしろ新党計画潰しでしょ。小沢氏の評判を落とすことで、新党を作りにくくしようという意図を感じる」と発言。「謀略にハメられた」ことを示唆し、“被害者的立場”を強調してみせた。

 

 そんな中、国会会期末(21日)は迫り、法案採決となれば小沢グループは賛成か反対かを決断しなければならない。反対なら「離党して新党結成を覚悟しないといけない」(前出の関係者)。さらに、野田首相は不成立時の解散をほのめかしており、解散になれば党の分裂は避けがたく、造反組には、やはり新党結成が必要となる。

 

「夫(小沢氏)は、放射能が怖くて秘書と逃げました……いただいた野菜や魚も捨てていました。この人に、日本は救えない」――こんな妻の暴露が事実だとすれば、小沢氏と行動を共にする議員は激減しかねない。

 

 同氏の事務所は、メディアの問い合わせに「全くのデタラメ」と全面否定しているが、今回の“離縁状爆弾”で政治的影響力はさらに揺らぎ、新党発足は不発になる可能性も出てきた。