辻元清美氏の安倍首相追及に批判噴出

2020年02月04日 16時25分

 安倍晋三首相(65)が主催した「桜を見る会」問題で首相を国会で追及した立憲民主党の辻元清美衆院議員(59)に、自民党側が猛反発している。

 辻元氏は3日の衆院予算委員会で、安倍首相が同会の前日にホテルニューオータニで開いた前夜祭の金の流れをはじめ、収支が政治資金収支報告書に記載されていなかったことを「脱法行為だ」と批判した。

 安倍首相は「違法性がないので記載する必要はありません」と突っぱねた。辻元氏が「なんで答えがいつも同じなのか」と追及すると、安倍首相は「(辻元氏の)質問がいつも同じでありまして」と答え、堂々巡り。

 辻元氏は、安倍事務所が参加者に配ったホテル名義の領収書の回収を要求したが、安倍首相は「あえて後援者から集める必要がない」と拒否した。
 この模様はNHKが生中継し、辻元氏の「安倍首相は脱法行為をしている」発言は、ネット上で「節分の日」や「恵方巻」を上回り、トレンド上位にランクインした。

 だが、ツイートの中身は「辻元さんは内容もひどいが、それ以前にヒステリック過ぎだ」「立憲民主党のイメージをガタ落ちさせた」などと、批判が噴出する予想外の展開になった。

 辻元氏はその後も、収支報告書への不記載について安倍首相を追及しようとしたが、棚橋泰文予算委員長が答弁に高市早苗総務相を指名し、紛糾する場面も。辻元氏は「委員長のような仕切りでは、いくら質問しても答えを得られない。反省して」と棚橋氏へ矛先を向けた。

 これに自民党議員は「高市総務相が選挙資金規正法について説明しようとした時、辻元氏は『総理だよ、総理!』と大声で怒鳴り散らし遮った。フェアじゃありません。安倍首相に対する『異常』という発言も暴言に値します」と激怒した。

 辻元氏は、社民党時代の2002年に、元政策秘書の給与不正受給疑惑の責任を取って衆院議員を辞職。その後、秘書給与をだまし取った罪に問われ、逮捕され有罪判決を受けた。

 ネット上では辻元氏に「外国人献金、秘書給与をピンハネ、そんな人間に言われてもねぇ」という反応が示された。のらりくらりの首相と詰め切れない野党が際立った。