スキャンダルが止まらない自民党女性議員 橋本氏ら金権選挙報道の一方で杉田氏は

2020年01月30日 16時00分

橋本聖子氏

 自民党女性議員によるスキャンダル疑惑が止まらなくなってきた。

 30日発売の「週刊新潮」は、橋本聖子五輪相と昨年まで北海道知事を4期務めた高橋はるみ参院議員の公職選挙法違反(運動員買収)疑惑を伝えた。

 内容は、昨年の参院選で橋本、高橋両陣営でウグイス嬢を務めた女性に支払った人件費と稼働日数を記載した選挙運動費用報告書に矛盾が生じていたもの。参院選の運動期間は公示日の7月4日から投開票前日20日までの17日間。ウグイス嬢は稼働日が重複しており、体が2つなければできない仕事をこなしたことになる。高橋議員には収支報告書への虚偽記載疑惑のほか、選挙運動員に法定額を超える宿泊費のホテルで夕食の“接待”もした疑いがあるという。

 ウグイス嬢への不正な報酬は、法定の上限1万5000円を超える報酬を支払った河井案里参院議員と手口が似ている。

 野党女性議員は、橋本氏らの選挙戦に「(自民党の)金権選挙そのものです。野党の場合、選挙資金不足もあって選挙運動員に手弁当をお願いするケースが多い。公選法改正は急務ですが、今国会で議題に上がっていません。年内に解散・総選挙となれば、自民党議員に同様の疑惑が出ると思います」と指摘した。

 また自民党の杉田水脈衆院議員が22日の衆院代表質問で、選択的夫婦別姓導入を訴えた国民民主党の玉木雄一郎代表に「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばしたとされる問題で、玉木氏本人は杉田氏の発言だったと確認したと明かしている。

 しかし、杉田氏は謝罪していない。玉木氏は29日に国会内で行った会見で「特定の誰かを糾弾するつもりはありません。国会で夫婦別姓導入について建設的な議論をしていきたい」とした。野党関係者は「安倍1強のおごりが杉田氏の発言につながっています。安倍晋三首相は夫婦別姓導入に反対している。野党が夫婦別姓導入法案を提出したら、杉田氏のヤジ問題が蒸し返される可能性があります」と話している。