キンコン梶原問題に馳議員〝乱入〟

2012年06月16日 12時00分

 生活保護受給問題が先日の衆院予算委員会で取り上げられた。NHKの中継もあるなか、自民党の馳浩衆院議員(51)が高層マンションの写真2枚をカメラに向け「ワイドショーのように名前を出してやりません。関西の有名なプロダクションの芸人さんのお母さんが昨年から生活保護を受けていたことについて、おわびをしていましたが私はあれっ?と思いました」。

 名前は伏せているものの明らかに河本ではなく、「キングコング」梶原雄太(31)のケースだ。1枚の写真のマンションに母親が住んでおり、もう1枚の近所にあるマンションには兄が住んでいるという。梶原同様に扶養義務のある兄が似たマンションに住んでいるとは新事実だ。

「あれっと思ったのは、生活保護が認定されたときにこのような事情を踏まえていたのかということです。これが許されるなら『私も息子名義のマンションに住んで生活保護をもらおうかな』となる。これは生活保護法に基づき、違法なのか、違法でないのか」(馳氏)

 小宮山洋子厚労相(63)は「国民がおかしいと思うのは当然」としながらも、違法とは言わず。馳氏は「違法じゃないんですよ。抜け道かな」と〝脱法〟と認定。野田佳彦首相(55)も「国民の税金でまかなっているので、不正受給の対策はしないといけない」と明言した。

 終了後、馳氏は「税金をローンの返却に使ったと言えるんじゃないですか。財テク? そこまで言うと品がない。ワイドショーに任せます」とあくまで上品だった。

 名前を出しての追及とならなかったのは〝片山バッシング〟が根強いためだ。片山氏は、支持を受ける一方で「個人攻撃している」と批判もされた。

 まだまだ収まりそうもない生活保護受給問題だけに、河本や梶原に以前のテンションが戻るにはもう少し時間が掛かりそうだ。