庶民感覚ゼロ・河井案里氏&ヤジ疑惑・杉田水脈氏 女性議員の相次ぐ不祥事で自民大打撃

2020年01月24日 16時00分

河井案里氏

 自民党は相次ぐ女性議員の不祥事で、大ダメージに見舞われている。

 昨年7月の参院選を巡る公職選挙法違反(運動員買収)で、広島地検に秘書が事情聴取された河井案里参院議員(46)。選挙戦の前、夫で前法相の克行衆院議員と夫婦で、それぞれ支部長を務める同党広島県支部に、永田町の党本部から1億5000万円の入金を受けたと認めた。

 内訳は案里氏が支部長を務める同県参院選挙区第7支部の口座に党本部から3回に分けて7500万円、克行氏が支部長の同県第3選挙区支部の口座に2回に分けて7500万円が振り込まれたという。

 違法性はないが、億単位の資金をフル活用して議員バッジを手に入れた案里氏に対し、党内からは「お金の原資は政党交付金。それも非課税で税金だぞ!」と大ブーイングが起きている。

「違法性がないとはいえ、河井夫婦が金銭面でここまで露骨に安倍晋三首相の寵愛を受けていたとは…。庶民感覚のなさにつながりかねず、政治活動にマイナスです」と同党参院議員は嘆く。

 2人目は“ヤジ疑惑”が浮上した杉田水脈衆院議員(52)だ。

 22日の国会で国民民主党の玉木雄一郎代表が選択的夫婦別姓について質問に立ち、若い男性が交際中の女性から「姓を変えないといけないから結婚できない」と言われたエピソードを紹介した際、自民党の席から「だったら(結婚を)しなければいいやん」とヤジが飛んだ。声の主と疑われた杉田氏は23日、党本部で行われた外交部会に出席。報道陣がその真意を聞こうとしたが、猛スピードで階段を駆け下り逃げた。

 同党関係者は「党幹部から『答えるな』と言われたんだろうが『今は議院運営委員会で事実確認を求められているから話せない』となぜ対応できないのか」とあきれ返った。

 過去に杉田氏は「LGBT(性的少数者)カップルは子供をつくらない。生産性がない」と持論を展開し波紋を広げた。

 案里氏の運動員買収問題はもちろん、杉田氏の“ヤジ疑惑”への対応も自民党へのダメージになることは間違いない。