立民と国民の合流協議 やはり決裂へ

2020年01月06日 16時20分

 そう簡単に100億円ゲットとはいかない。昨年末から交渉が続いている立憲民主党と国民民主党の合流が決裂間近となってきた。

 立民と国民は幹事長間で合流協議を進めているが、結論を急ぐ立民の枝野幸男代表に対し、のらりくらりとしているのが国民の玉木雄一郎代表だ。

 4日に「(立民への)吸収合併はあり得ない。しっかり協議した上で、新党をつくっていく」とあくまで対等合併が最低条件と発言。これに枝野氏は5日、「私は新党をつくるつもりは100%ない。何か勘違いしているのではないか」と不快感を示した。

 玉木氏は党名や人事、基本政策、合併方式など重要課題は複数の党首会談の場で行いたい意向を示したことにも枝野氏は「幹事長間で話し合いを積み重ねてきた上での党首会談で、2回以上やるつもりはない。1回でできなければできないので、別の党でしっかりとお互いに頑張って連携しようということになる」と決裂を示唆。この状況で互いのスタンスは大きくズレたままだ。

 国民の支持率は1%前後と低迷しているものの党の金庫には旧民主党時代から引き継ぐ100億円近い政党交付金があることで、玉木氏は強気の姿勢を崩さない。

「潤沢な資金と地方組織がしっかりしているので玉木氏はいずれ支持率が上がると踏んでいる。対して、枝野氏は金と人事の主導権を握りたいのが露骨で焦っている」(永田町関係者)

 山本太郎代表率いるれいわ新選組が衆院選で野党共闘とは一線を画し、100人規模で候補擁立の意向も示したことで、野党はバラバラ。桜を見る会、IR疑獄と揺れる自民党だが、解散総選挙は意外と早いかもしれない。