山本太郎氏急浮上で自民ダブル当選ピンチ

2013年07月18日 16時00分

山本太郎氏(左)と丸川氏

 反原発の山本太郎氏(38)を自民党が警戒している。参院選東京選挙区(改選数5)の各情勢調査では、同党の丸川珠代厚労政務官(42)と武見敬三氏(61)のダブル当選の公算が大きいとされているが、党側は東京を重点選挙区に指定し、危機感を募らせているのだ。

 東京選挙区では自民党候補2人のほかに公明党の山口那津男代表(61)、共産党の吉良よし子氏(31)が当選圏内とされ、最後の5議席目を巡って、民主党の鈴木寛元文科副大臣(49)と山本氏がデッドヒートを繰り広げているという情勢。

 ただ、自民党都連は16日、緊急選対会議を開催し、伝えられるダブル当選に懐疑的な見解を示した。党関係者は「情勢調査では若者や無党派層の動向が反映されにくく、特に東京は読みづらい。山本氏は5位争いどころか、3位に割り込んでくるようなことになれば、ウチの2人のうち、1人がはじき出される可能性もある」と警戒する。

 山本氏はネットを中心に爆発的に無党派層への支持を拡大させている。浮動票の怖さを知るのは再選を狙う丸川氏自身だ。6年前の参院選で政界初挑戦だった丸川氏は、現職の保坂三蔵氏(74)の“2番手扱い”だったが、フタを開けてみれば浮動票を集め、4位で当選。自民党の組織票で固めたはずの保坂氏は、次点で落選し、バツが悪い丸川氏はバンザイ三唱の自粛を余儀なくされた。

 今回も武見氏が自民党支援の業界団体や組織がバックについているのに対し、丸川氏は自民党支持層や無党派層の浮動票を中心に取り込みを図っている。「(6年前と比べ)自民党への評価は上がっているが、最後まで丁寧に訴え続けるしかない」と丸川氏。演説会では、“女ヤジ将軍”の異名を取る国会での勇ましい姿とは打って変わって、涙まじりに支持を訴える場面もあるほど。楽観はできない状況だ。

 

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