「離島、過疎地」回る進次郎氏の計算

2013年07月11日 11時00分

【参院選】今や、政界一と言っても過言ではないほどの人気を誇る、自民党の青年局長を務める小泉進次郎衆院議員(32)が、都市部で応援演説せず、3・11の被災地や離島回りをしている理由とは…。

 今回の参院選で小泉氏は「主に離島や過疎地、天災で被害を受けた場所を巡る」と宣言した。11日は岩手県大槌町、同県陸前高田市、宮城県の気仙沼湾内の有人離島である大島などを回る予定だ。

 なぜ効果の薄そうな離島や過疎地をめぐるのか。自民党関係者は「参院選は大勢が決まっている。集客力のある進次郎さんが大都市で演説をしなくても問題ないから、離島を回ることができるのです。ネットが解禁になったが、平均年齢が高くネット世代でない離島や過疎地は効果がない。そのために地方を中心に回っています」と明かす。

 また、離島や過疎地周辺は、むしろ小泉氏自身にとって大きな効果があるという。同関係者は「これで将来の首相への道は固まりつつある」とまで言い切った。

 離島や過疎地に住む人にとって、テレビで見るような政治家と直接、会話できるチャンスは少ない。

「地方ではたった一回の訪問でも、その人たちは『おらが村に来てくれた政治家』として末永く支援してくれる。今回、進次郎さんが地方を回ることは地固めをしているのと同じで、将来の首相就任に向けプラスになることは間違いない」(同)

 小泉氏は応援演説する先々で、聴衆の老若男女から握手を求められ、もみくちゃにされている。

 アベノミクスの成果が、ある程度国民に認められている自民党は、この参院選での見通しは明るい。同様に小泉氏の首相への道も大きく開けてきたようだ。

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