織田信長・立花氏「徹マン」にも出陣 参院埼玉補選は「令和の桶狭間」

2019年10月11日 16時00分

第一声で気勢を上げた立花氏(中)

 参院埼玉選挙区補選(27日投開票)が10日告示され、前埼玉県知事で無所属の上田清司氏(71)と、前参院議員でNHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)との一騎打ちとなった。

 補選は異例尽くしだ。

 上田氏に対しては立憲民主党、国民民主党が支援し、与党の自民党、公明党だけでなく、共産党も対抗馬を擁立しなかったため、公党8党が相乗り。無投票当選もあり得る事態だったが、立花氏が参院比例代表選出から鞍替え再出馬。それも告示3日前の電撃発表だった。

 JR浦和駅前での第一声では、平日にもかかわらず500人もの聴衆が集まった。立花氏は「多くの人が来てくれて涙が出た。今回の選挙は既得権益VS反既得権益、悪と正義の対決なんです。どっちが正義なのかを判断して、投票所に足を運んでもらいたい」と訴えた。

 衆院議員3期、県知事4期を務め、国会に返り咲きを狙う上田氏を「既得権益そのもの」と糾弾。さらに余裕をかましていた上田氏を今川義元に見立て「“令和の桶狭間の戦い”を再現する」と意気込んだ。

 N国党の丸山穂高副党首も「無謀な挑戦が歴史を変える時がある。今川義元は強いが、信長は奇襲攻撃で斬り込んだ。立花氏はまさに信長だ」と感嘆。破天荒な言動で物議を醸し続けてきた立花氏は確かに信長と同じ“大うつけ者”かもしれない。

 その“らしさ”は選挙中にも。立花氏は11日から13日まで台風19号が襲来するため選挙活動を休止するが、11日は出馬前から予定していたマージャン大会に参加する。

「選挙に出ている候補者が徹マンをする。政治家はオンオフがなく、(24時間)頑張っている姿勢を見せないといけない、という考えを僕が身をもって見せることで変えたい」(立花氏)

 選挙ポスターは「立花孝志」の名前の横に同じくらいの大きさで「堀江貴文」(掲示責任者)の名前を刷り込んだ。

「ホリエモンに間違って、入れる人がいるかもしれない(笑い)。20%台の投票率が45%を超えれば勝てる」と立花氏は意気込んでいる。