神通力失せた?猪木…闘魂ビンタも空回り

2013年06月15日 16時00分

 都議選(23日投開票)が14日告示され、日本維新の会は渋谷駅ハチ公前で第一声の街頭演説会を開催。石原慎太郎共同代表(80)や参院選に同党から出馬するアントニオ猪木氏(70)らが駆けつけ、気勢を上げた。


 7月の参院選前哨戦となる都議選で、各党は国政選挙さながらの態勢を敷いている。維新共同代表の石原氏も前都知事でお膝元とあって「東京は会計制度を変え、財政を再建した」と都政改革の実績をアピールしたものの聴衆からは拍手一つすらもない。


 すると石原氏は渋谷駅に張り出されたサッカー日本代表の本田圭佑(27)の壁面広告を指さし「彼は“俺たちがこの国を開いていくんだ”という魂を込めて、PKを蹴った。ああいう顔は好きだね。ああいう人間をつくっていこうじゃないか」と今をときめく人気者に便乗してアピール。昨年の衆院選では、橋下徹共同代表(43)を“平成の牛若丸”と持ち上げていたハズだが…。


 さらに「炎のファイター」の入場曲に乗って、猪木氏が「元気ですかー!」で登場したが、なんとマイクの音がオフ。「元気があれば選挙も勝てる。1・2・3、ダーッ」とやり直して締めたが、まばらの聴衆の反応はいまひとつ。これには猪木氏も「あんまり手が上がらなかったな」とガックリで、都議選候補に闘魂ビンタのパフォーマンスも精彩を欠いた。


「東京で維新は全く浸透していない。みんなの党と票も食い合い、当選者数2桁はとても厳しい」(選挙コンサルタント)。自民、民主、公明、共産に大きく水をあけられる雲行きだ。


 16日には支持を急落させた張本人の橋下氏が上京し、都内6か所を回る。「橋下氏が来てもマイナスの方が大きいのでは。厳しい声が飛ぶのを覚悟しないといけない」(維新関係者)。猪木氏が橋下氏を泣かせるくらいの闘魂ビンタを注入するしかない!?