嶋大輔氏 一度も選挙出ぬまま政治家浪人に

2013年06月14日 11時00分

 芸能界を4月に引退し、政界転身を表明していた元俳優の嶋大輔氏(49)が参院選に続き、都議選も無念の出馬断念の事態に追い込まれていたことが判明した。2度にわたるドタバタ劇にもめげず、愚直に政治家を志す“浪人生活”に突入する。

 

 嶋氏は「政治家になって、法律を作りたい」と参院選での自民党からの出馬に照準を合わせた。ところが、過去の素行や安易なタレント擁立劇に党には抗議や苦情が殺到。自民党は公認を見送り、嶋氏も出馬を断念したのは記憶に新しい。

 

 すると今度は、自民党から地方選出馬を勧められ、都議選(14日告示、23日投開票)が浮上、江東区選挙区からの出馬で調整が進められた。 「党公認は下りないものの党が支援態勢を敷く、“隠れ自民”で話は進んでいた。前に郵政選挙に出馬したホリエモン(堀江貴文旧ライブドア元社長)みたいなもの。自民党には表立っての非難は来ないという狙いだった」(党関係者)

 

 ただ嶋氏にとっては、党の看板を背負えないハンディが生じ、苦渋の末に見送りとなった。

 

 嶋氏の事務所は「自民党さんから参院選、都議選とお話をいただいたが、時間もなく、見送らせていただきました」と無念そうに話す。嶋氏自身はショックが大きいのか毎日行っていたフェイスブックの更新も6日を最後に途絶えてしまった。

 

 タレント候補の政界転身の難しさが如実に表れたといえるが、嶋氏はフェイスブックでうたっている“男の約束 政界へ”を果たす決意という。

 

「本人は勉強したいと言っているので、政治家を諦めたわけではなく、(政治活動を)続けていくし、芸能界に戻るわけではない。次の選挙となると衆院選か参院選になるでしょうか。ただ、お仕事があれば、政治家を志す立場で行っていきたい」(同関係者)。

 

 一度も選挙に出馬していないのに“政治家浪人”となるのは極めて珍しいケースだが、嶋氏にサクラ咲く日は訪れるのか――。