【埼玉知事選】青島氏と大野氏一騎打ちへ 両陣営“空中戦VS地上戦”真逆アピール

2019年08月14日 11時00分

青島氏の応援にギャオス内藤(左)が駆けつけた

 自民党と公明党が推薦する元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏(61)と、現職の上田清司知事が支援する大野元裕氏(55)の事実上の一騎打ちとされる埼玉県知事選(25日投開票)。12日は両極端な選挙戦が繰り広げられた。

 青島氏は同日夕方にJR浦和駅前で演説。ヤクルトスワローズ時代に一緒になったタレントのギャオス内藤が駆けつけた。内藤は元気いっぱいに「面白さならギャオスです。政治に関しては青島さん。名前を覚えてもらうのが大事。青島さんは頭がいいんだよと周りの人にも教えてください」と宣伝役に徹した。

 これまでの選挙戦ではすでに西武やオリックスで監督を務め、巨人のヘッドコーチも経験している伊原春樹氏らプロ野球OBが駆けつけている。政治家では三原じゅん子参院議員も来た。

 青島氏は「もっと私のことを知ってもらう。私の生き方を知ってもらう。『あれ? テレビに出ていた方ですよね』と知らない人が半分はいるんですよ」と空中戦で知名度の拡大を図っている。

 一方、大野氏はこの日、JR川口駅前で午前8時から午後8時まで立ち続ける地上戦を行った。駅前で通行人に握手を求め、時には立ち止まって話を聞く。これを12時間だ。

 通常、選挙とあれば選挙区内を回るものだが一日中同じ場所とはどういうことなのか。

 大野氏は「お盆に人がどこにいるかと考えたときに駅頭だろうと。もう一つはなるべく有権者と近い距離で接したかったんです」とお盆対策だと明かした。酷暑だけにこまめに水分を取り、シャツも着替えながらの活動。今後もお盆の間は1か所12時間のスケジュールを続けるという。

 埼玉県知事選にはほかに元高校教諭の武田信弘氏(65)、NHKから国民を守る党の浜田聡氏(42)、元会社員の桜井志津江氏(63)が出馬。それぞれの戦術が的中するかどうか。