米大統領選候補者サンダース氏公約 UFO情報公開の先に宇宙政治学?

2019年08月14日 11時00分

 来年の米大統領選で民主党の候補指名争いに20人以上が名乗りを上げている。そんな中、有力候補の一人、バーニー・サンダース上院議員(顔写真)が「大統領になったら、政府が持っているエイリアンやUFO情報を公開する」と公約した。

 サンダース氏は2016年大統領選の民主党の候補指名争いで、ヒラリー・クリントン氏に敗れた。ヒラリー氏はUFO情報公開を公約しており、選挙キャンペーンで「私はすでに宇宙人は地球を訪れているのではないかと考えています」「大統領になったらUFOの真相を解明したい」などと話していた。

 米国で毎年のように行われている複数の調査によると、米国人の6割近くがUFOの存在を、5割近くがエイリアンの存在を信じている。さらには8割前後が「政府がUFO、エイリアン情報を隠蔽している」と答えている。民主党員は約4000万人。その5割がUFOを信じるとして、2000万票もの“UFO票”が見込める。UFO信者を取り込むことは重要だ。

 サンダース氏は複数のメディアで「UFO、エイリアンの情報があったなら、公開する」と約束している。

 日本ではありえない有力候補のUFO公約について、UFO研究家の竹本良氏は「現代の宇宙科学はこの宇宙に地球型惑星が数多く存在しているという事実を公開してきた。またスマホやケータイでUFO写真が撮影されている現状を考えれば、今回のサンダース上院議員のUFO情報開示公約も自然の流れといえる」と語る。

 トランプ政権下で共和党支持者らは、移民政策やヘイトスピーチで保守化、民族主義化してしまい、UFO、エイリアンどころではないようだが…。

 竹本氏は「これまではUFO、エイリアンの発見による経済や社会の変容についてあまり触れられなかったが、爆発的な潜在力がそこにあることは間違いない。地球の未来を見据えた宇宙政治学(エクソポリティクス)の時代に入ってもよい時期かもしれない」と指摘している。