灼熱の埼玉県知事選スタート 青島陣営が進次郎氏にラブコール

2019年08月09日 16時00分

有権者に支持を訴える青島健太氏

 任期満了に伴う埼玉県知事選(25日投開票)が、8日に告示された。構図は自民党と公明党が推す元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏(61)と、現職の上田清司知事が支援する元国民民主党参院議員の大野元裕氏(55)の一騎打ち。ほかに元高校教諭の武田信弘氏(65)、NHKから国民を守る党の浜田聡氏(42)、元会社員の桜井志津江氏(63)が出馬している。

 告示直前に大きな動きがあった。出馬を予定していた元参院議員の行田邦子氏が熱中症の疑いで入院。「病状を押してでも立候補したいが、選挙戦を戦い抜ける状況にない。無念。選挙戦に向けてお支えいただいた皆様に大変申し訳ない」とのコメントを発表し、撤退したのだ。

 下馬評では青島氏有利が伝えられていたが、非自民系の行田氏が出馬しないことで接戦が予想される。

 青島陣営は静観を装おうがテコ入れは考えている。青島氏が元プロ野球選手ということで、球界OBに応援要請をするつもりだ。

 それだけではない。旬な人物の投入もあり得る。フリーアナウンサーの滝川クリステルと結婚したばかりの小泉進次郎衆院議員だ。選対本部長の新藤義孝元総務相は「進次郎氏に限らず応援については党本部とよく相談していきたい」と明言はしていないが、実際は違った。

 選対関係者は「進次郎氏については派遣要請をしています。やっぱり来てほしいですよ」とすでに“指名”するほど前のめり。ただでさえ人気応援弁士の進次郎氏だが、デキ婚フィーバーで注目度はうなぎ上り。今呼ばないで、いつ呼ぶんだという状況だ。青島氏は熊谷市で行った第一声で「ストーリーがないと人は動かない。私はこの埼玉で新しいストーリーを描く」と訴えた。進次郎氏の幸せパワーが人を動かすか。