政権交代へ超本気の野党共闘宣言 れいわ山本氏が小沢氏と再合体も

2019年08月02日 16時00分

街頭演説記者会見を開いた山本氏

 1日に臨時国会が召集された永田町で、参院選で2議席を獲得した「れいわ新選組」の山本太郎代表(44)が“剛腕”小沢一郎氏(77=国民民主党)と再合体する計画が浮上した。

 参院選で落選した山本氏は同日、国会内で会見し、次期衆院選出馬への意欲と、消費税率5%への引き下げを条件に他の野党との連携を目指すと宣言。その後に都内で開いた「街頭記者会見」でも、「政権交代するために野党と手をつないでいきます!」と意気込みを語った。

 れいわを巡っては、国民民主党の玉木雄一郎代表が先月22日に「国民はれいわ新選組と参院で同じ会派に属している。早い段階で山本氏と会いたい」とラブコールを送っている。ところが、同党内ではこれにブーイングが起こった。日本維新の会との統一会派形成に動いていた参院議員と、次期衆院選でれいわとの連携を模索していた衆院議員の間で対立が生じ「離党者が出る」と騒動になっているのだ。

 その国民内にいる小沢氏に近い関係者は「山本氏とは政権交代で一致しています。玉木氏との会談に向けては仲介役を果たせるはず。野党共闘のためなら、党内の“小沢アレルギー”議員たちや他の野党代表らを刺激しないように、一歩引いて政権交代に貢献する意向があります。山本氏には小沢氏の存在が必要不可欠です」と話す。

 参院選中、国民の総合選対本部長相談役として小沢氏は、広島選挙区で激戦の末に当選した森本真治氏(国民、立民、社民の推薦)の応援に入った。その際「野党の中で自民党の選挙戦を一番知る小沢氏だからできた激励だった」(同)と、小沢効果も話題になった。

 かつては自由党の共同代表をコンビで務めた山本氏と小沢氏。れいわ旋風と国民の党内事情、小沢氏の意向、様々な要素から、2人の“再合体”が現実味を増している。