【参院選】ネット選挙で上位当選の自民・山田太郎氏 オタク支持者に響いた表現の自由

2019年07月22日 16時20分

上位当選した山田太郎氏

 参院選で独自のネット選挙を展開した自民党比例代表候補として上位当選を果たした山田太郎氏は21日、東京・秋葉原の選挙事務所で本紙の独占取材に「まだ当選した実感がありません」と心境を語った。

 投開票は、支持者たちと自身のインターネット番組「山田太郎 さんちゃんねる」に出演して当確を見守った。山田氏は「今回落選したときには、政治の世界からは完全引退すると考えていました。自民党本部を取材中の東スポ記者から『安倍晋三首相が候補者ボードの僕の名前が記された場所に当確の赤いバラをつけた』と聞き、みんなでお祝いしました次第です」と話す。

 前回の参院選は無所属で立候補して29万票を獲得しながら落選という屈辱を味わった山田氏。今度の選挙戦はSNSを中心にマンガ、アニメ、ゲーム好きなオタク支持者に対し「表現の自由を守る」という政策を熱く訴え続けた。

「初めて選挙に行く人もいれば、未成年者は親に頼んで僕に1票を入れてくれた。SNSを使い僕の政策にどれだけの人たちが共感してくれるかが問われたのがネット選挙なので、大変難しくて厳しい選挙戦だった」と山田氏は振り返った。

 21日深夜時点で山田氏は、期日前投票などの調査結果で40万票以上を獲得していると見込まれている。

「得票の目標数は53万票です。党内で最大の個人得票数を取れば、世界は変わると信じています。ぼくには特定の支援団体も既得権益団体もありませんから。政党からの公認料以外は特に寄付もいただかなかった。表現規制もある中、これから表現の自由を守るために戦っていきます」と山田氏は意気込みを語った。