【参院選】立民比例「筆談ホステス」斉藤里恵氏 当落を左右する疑問票を語る

2019年07月12日 16時00分

本紙に答える斉藤氏

 立憲民主党(枝野幸男代表)から比例代表で立候補した「筆談ホステス」として知られた斉藤里恵氏(35)が「疑問票」の対応について本紙に答えた。

 斉藤氏は11日、枝野氏と「ふるさと青森大作戦」と題して、弘前市や青森市など4か所で街頭演説会を開いた。介助する女性スタッフを通じ「障害者の声が政治の場に届いていません。当事者意識を反映させていきます」と強く訴えた。

 立憲は参院選序盤の比例代表情勢で現有の倍以上の議席を獲得する勢いを見せている。一方で、参院選で斉藤氏をはじめ多くの著名人を擁立し、ネット上では「票集めだ!」という批判の声も出ている。

 斉藤氏は「いろいろな考え方や見方があると思います。私は自分のなかでは有名人だと思っていません。私自身は聴覚障害者で子育て中のシングルマザーです」と話す。

 当選の行方を左右するのが、候補者名や政党名以外が書かれ、有効か無効かの判断が必要となる疑問票だ。公職選挙法第67条は「投票の効力は、開票立会人の意見を聴き、開票管理者が決定しなければならない」などと明記されている。

 立憲は、選挙管理委員会に政党名を平仮名で「りっけん」と申請。支持者が投票所で「立民」と書くと票が無効になる可能性があるのだ。

 斉藤氏の場合もその知名度から、有権者が投票用紙に「斉藤里恵」ではなく「筆談」「筆談ホステス」と記入することも予想される。4年前の東京都北区議選では「筆談」と書かれた疑問票があったといわれる。

 この疑問票対策について斉藤氏は「選挙序盤戦は(有権者に)“斉藤里恵”という名前を出すよりも“筆談ホステス”と自分から言って、私を思い出してくれた人がとても多かった。今後は“筆談ホステス”を超えて“斉藤里恵”という名前を投票用紙に書いてもらえるように伝えていきます」と話している。