【参院選】三原じゅん子氏・蓮舫氏・石井苗子氏 “猛女”3人の激熱

2019年07月12日 16時00分

右から蓮舫氏、三原じゅん子氏、石井苗子氏

 夏本番を前に、政界の猛女たちが“激熱の戦い”を展開中だ。21日投開票の参院選で、各党の応援弁士が全国を駆けずり回り、声を張り上げている。中でも熱が入っているのは、自民党の三原じゅん子女性局長(54)、立憲民主党の蓮舫副代表(51)、日本維新の会の石井苗子元女性局長(65)の参院議員3人だ。候補者よりも目立ってしまう猛女のパワーの源とは?

「恥を知りなさい!」。上半期の政界インパクトワードといえば、6月の国会会期末に安倍晋三首相への問責決議案が出された際、三原氏が本会議場の演説で野党勢に向け、言い放った一言だ。

 NHKで放送された自民党の政見放送でも、三原氏は安倍首相と対話形式で登場。終盤、安倍首相から「すごい迫力でしたね」と水を向けられ、三原氏は「恥を知りなさい、と申し上げたらすさまじい反響でした。与野党において建設的な議論を行わせていただきたい」とさっそく“引用”された。

 党女性局長の要職に就く三原氏は全国で引っ張りダコとなっている。

 党関係者は「三原氏は女優さんだっただけに演説での野党斬りは迫力満点で、貫禄すら漂う。小泉進次郎氏とともに“二枚看板”です」と話す。

 激戦区を中心に回っており、党内では秋に予定される内閣改造で、入閣は間違いなしとの声が大きい。

 三原氏に聞くと「統一地方選の時から思っていたが、政治に対する関心のなさを払拭していかないといけない。そういう意味でもいろいろ発信して、興味を持っていただけるようにしていかないと。入閣? とんでもないです。まだまだ勉強の身です」と返ってきた。

 野党側では、国会で舌鋒鋭く政権を追及している蓮舫氏が街頭で安倍首相、麻生太郎財務相をターゲットに、ぶった斬り演説を続けている。蓮舫氏が積極的に応援しているのは元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏(35=比例代表)や、セクハラヤジ被害で話題となった元都議の塩村文夏氏(41=東京選挙区)らだ。

「市井氏や塩村氏の擁立に動いたのは蓮舫氏と手塚仁雄衆院議員。2人は民進党の分裂で、ボスだった野田佳彦元首相や仲間と散り散りになったものの、ポスト枝野を見据えて党内で仲間を集めている。ガラスの天井を壊すと宣言している蓮舫氏は野心満々ですよ」(永田町関係者)

 各世論調査で立民は改選議席数から倍増の見通し。結果次第で“蓮舫軍団”の再結成につながるだけに声量も大きくなるばかりで、女王復権の時は近い!?

 日本維新の会から出馬している元都議の音喜多駿氏(35=東京選挙区)と柳ケ瀬裕文氏(44=比例代表)の街頭演説で、自らウグイス嬢、演説進行、誘導、傘差しと、30歳も年下の若い候補者をかいがいしく世話しているのは石井氏だ。

 映画「あげまん」(1990年)で女優デビュー後、「TVタックル」でキャスターを務めるなどして、3年前の参院選で維新から出馬し当選していた。

「問題児が多い維新の中で、石井氏はお母さんという立ち位置。参院選でも音喜多氏らの応援団長を買って出てくれていて、とにかくパワフルで驚かされます」(維新関係者)

 その姿は“ウルトラの母”ならぬ“維新の母”か。

 選挙戦は12日で前半を折り返し、後半戦に突入した。

 いずれも女優、キャスターら芸能、テレビ界出身で、自らの出馬時は何かと風当たりが厳しかったが、転身した永田町でたくましく生き抜いてきた。ちょっとやそっとのことで動じることもなく、応援弁士にはうってつけなのかもしれない。