【参院選】安倍首相“ステルス遊説”の実態とは?

2019年07月08日 16時20分

聴衆とハイタッチする安倍首相

 参院選(21日投開票)公示後、初の日曜となった7日、安倍晋三首相は千葉・船橋や東京・蒲田など計6か所で街頭演説した。

“ステルス遊説”とやゆされる今回の応援演説の実態は?

 自民党幹部の応援演説は党公式ホームページで事前に発表されている。党総裁である安倍首相の項目はないが、連日各所で応援に繰り出しているため、アンチからは“ステルス晋三”“ステルス遊説”とちゃかされている。

 ただ実際は演説する場所を管轄する党支部が、事前に街中で開催を告知しており、情報はすぐさまネットで“会いに行ける国難”と拡散。事実上、オープンに近い状態ともいえ、6日に大阪・天満駅前で行われた演説では、因縁の森友学園前理事長の籠池泰典氏が現れ、安倍政権を批判した後に「嵐あり 自民大敗 夏の陣」と報道陣に一句読んでいる。

 7日は東京・中野駅前での演説でも数人単位とみられる数グループの反対派が集まり、「安倍ヤメロ」「帰れ」コールをぶつけた。それでも聴衆の大多数は時の首相の演説を聴くために集まったとあって、「選挙妨害するな」と冷たい視線も。

 安倍首相は批判も意に介すことなく、この日は2か所の商店街を練り歩き、各演説会場では聴衆とハイタッチするサービスぶりだ。「聴衆へのハイタッチと練り歩きで、警備は大変ですが、安倍首相の参院選遊説のテーマの一つは触れあいですから」(党関係者)

 中野に張られた予告ビラでは「7日が東京での最初で最後の総裁遊説」と書かれていたが、選挙は残り2週間もある。安倍首相の“都内出撃”はまだまだありそうだが。