れいわ新選組・山本太郎氏 「特定枠」で背水の覚悟

2019年07月04日 16時00分

山本氏(右)と船後氏

 参院選で「れいわ新選組」の山本太郎代表は3日、本紙既報通り、比例代表からの出馬を明言した。今回の参院選から導入される「特定枠」を用いることで、自身を崖っ縁に追い込んだ。

「特定枠」は比例区で個人の得票と関係なく、優先的に当選できる制度。山本氏はこの枠の1位にALS(筋萎縮性側索硬化症)患者で全身まひギタリストの船後靖彦氏、2位に全国公的介護保障要求者組合書記長で重度の身体障害がある木村英子氏を割り当てた。れいわがどんなに得票しても、山本氏の当選順位は3番目以降となる。

 過去の参院選の例では、比例区で3議席獲得するためには約350万票の得票が必要となる。

 山本氏は「(特定枠の2人を)優先的に国会に送りたい。2人が受からないと山本太郎は受からないっていう話ですよ。背水の陣。身を切る改革ってこういうこと」と説明した。

 また東京選挙区には、創価学会員で現執行部を批判している野原善正氏を擁立。同選挙区から出馬する公明党の山口那津男代表との“直接対決”に、野原氏は「山口さんには自分の胸に手を当てて、師匠(池田大作名誉会長)に顔向けできますか?と聞いてみよう」と意気込んだ。