丸山議員が登院 武力での北方領土奪還は「私自身がそうだということではない」

2019年06月25日 17時05分

 北方領土について、元島民に「戦争でこの島を取り戻すのは賛成ですか、反対ですか」などと酒に酔ってからんだ丸山穂高衆院議員(35)が25日、不信任案採決のため国会に姿を現した。すでに日本維新の会を除名されており、無所属の席に座って議論を見守った。

 採決ではトップバッターとして丸山氏の名前が呼ばれ、議場からは「オー!」と感嘆の声が漏れた。自民党席に向かって不信任案への反対票だとアピールした丸山氏は、採決を済ませると退場。報道対応をした。

 丸山氏は「2か月の休養が必要」とする診断書を5月下旬に国会に提出していたが、まだ1か月。「体調は万全ではありませんが、重要な採決なので投票するべきだということで登院しました」と話した。

 衆院では丸山氏に対する糾弾決議を可決している。「糾弾決議を出すとしたら、北方領土を70年間以上、不法に占拠しているロシアに出すのなら分かるが、私に出すというのは遺憾です。私自身はブレずにしっかりと仕事をしていくことで任期を全うしたい」と反発した。

 不信任案にも「賛成する方々の意見よりも、不信任に値しないと述べられた方々の方が正論と感じた。不信任案を出すか出さないかで野党はブレブレでした。解散総選挙があるのなら出さないという姿勢なら、到底賛成できるものではない。国民からみても茶番劇に見えるのではないか」と批判した。

 報道陣から「武力で北方領土を取り戻すべきというのは本心か」と聞かれると「それは一つの議論だと思う。私自身がそうだということではない」と弁明。ほかに「ロシアのプーチン大統領は返還の計画はないとはっきり述べている。(今週末に大阪で開かれる)G20で返ってくるのか国民は注視している」「交渉で返ってくるなら喜ばしいこと。安倍総理の手腕が問われている。政治は結果責任です」など持論を述べて、取材を打ち切った。