音喜多駿氏 今度は維新で参院選出馬!変わり身の早さに“壮大3部作”の声

2019年06月04日 16時10分

維新からの出馬を発表した音喜多氏(左)と柳ケ瀬氏

 日本維新の会は3日、参院選東京選挙区(改選数6)に元都議で地域政党「あたらしい党」代表の音喜多駿氏(35)を擁立すると発表した。音喜多氏の変わり身の早さはどうジャッジされるのか。

 音喜多氏は今年3月、都議を辞職し、北区長選に出馬するも、全国市区町最年長84歳の現職・花川与惣太氏に敗れた。自身が立ち上げた地域政党の代表の座は継続し、去就が注目されていたが、フタを開けてみれば、維新からの出馬で、支援者を驚かせた。 

 維新の馬場伸幸幹事長は「維新は地域地域でローカルパーティーのような組織をつくって、ナショナルパーティーにつなげていく理念」と共闘関係だと説明。音喜多氏も「『あたらしい党』は決してなくなるワケではなく、飛躍のために連携した」としたが、事実上、維新が「あたらしい党」を吸収したともいえる。

 維新からの出馬で勝算はあるのか? 永田町関係者は「東京選挙区は自民党の丸川珠代氏、武見敬三氏、公明党の山口那津男代表、共産党の吉良佳子氏、れいわ新選組の山本太郎氏が抜けた存在。事実上、残り1枠を立憲民主党の2候補、国民民主党が争う形で、ともに一定の組織票を抱えている。維新は東京での支持は低く、丸山穂高氏や長谷川豊氏の失言騒動もあったばかり。音喜多氏が割って入るのは難しいのでは」と指摘する。

 実は音喜多氏が北区長選に出馬表明した時から都庁内ではこんな声が出ていた。

「北区長選に落選しても参院選に出馬するでしょう。また落選したとしても来年は都知事選がある。小池百合子都知事にかみついた過去から、これ以上ない注目を浴びるし、本望では!?」

 一方、音喜多氏を口説き落としたという維新の柳ケ瀬裕文都議は「(音喜多氏は)2度目のトライをして失敗したら政治生命はない。党代表の立場もある。絶対負けられない戦い」とハッパをかけた。

 参院選当選で国政進出なるか、それとも因縁の小池氏に挑む“壮大な3部作”になるのか――。